家電修理の現場のエピソードなど紹介します。

2023年02月16日

飲食店の虫混入事件が


2023年2月 大手回転すしチーェーンの
迷惑動画が炎上しています。

また、飲食店の虫混入事件も炎上したりしています。

私が家電修理業界で現役で出張修理実務をしていたころの
害虫状況を思い出してしまいました。

家電の出張修理でしたが現状は一般家庭だけではなく
飲食店の業務用機器の修理もあったわけでして。

業務用機器ならまだしも家庭用機器を業務用として
使っている小規模な飲食店も多かったのです。

害虫 代表格はゴキブリでしたね。
虫ではありませんがネズミもそうでしたね。

ゴキブリは基板に集まり産卵します。
暖かいからでしょうね。

そのゴキブリの排せつ物が基板をショートさせたり
腐食させたりするわけす。

よく入っていたのは

電子レンジ
炊飯器
保温ポット
冷蔵庫
エアコン

家庭用では

ビデオデッキ
ラジカセ

などですね。

ネズミはなぜか配線を齧ってショートとは反対の
断線をさせてしまうんですね。

よく入っていたのは

冷蔵庫の機械室
エアコンの室内機

ですね。

これは家庭でも同じです。

なぜか、洗濯機にはあまり入っているのを見た記憶がありません。


なので飲食店のバックヤードには
そういう害虫が潜んでいるのは当たり前と思っています。

定期的に害虫駆除を実施しているとは思いますが
機器の機械室に潜む害虫類は生命力が強いので
根絶は難しいのかも知れません。

飲食店には必ずある冷凍冷蔵機器。
ここに大量の害虫がいれば客に出される
料理に紛れ込むのは不思議ではありません。



posted by 瀬戸流平 at 11:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年07月02日

エアコン修理が激増する季節

7月初め 梅雨明け 

毎年この時期にはエアコンの修理が激増する。

おそらくエアコンが世の中に出てきてから毎年
繰り返されてきたことだろう。


この時期のエアコンの修理は当日受付当日訪問ということは
ありえないと思っている。

それは私が家電修理業界に就職した50年以上前から変わらない。

私はもう現役からリタイヤして何年か経つので
現在のエアコン修理現場はわからないが
もっとひどくなっているのではと思う。


エアコンの快適さを知っている人間はこの時期エアコンが
故障するとその苦痛に耐えられない。

そしてヒステリックになる。

特に業務用として使っているとことは
死活問題にもなってくる。

しかし、エアコンの修理ができる作業員の数は
年間を通して変わらない。

なので需要をはるかに超える修理依頼が来て
いくら怒鳴られたり脅されたりしても
訪問できる技術者は順番どうり訪問していくしかないのだ。

悲惨なのは修理を電話で受ける担当者だ。

2〜3日待ちなら常識だが1週間とか待ってくれと
言わなければならないのだからものすごい攻撃を受ける。

私は若い時に受付もしていたのでこの苦しみは
未だに消えることはない。


こうならないための解決法はあると言えばあるのだが
ほとんどの人はしない。

解決法は真夏に壊れなければいいだけのことだが
真夏に必要なエアコンも真夏は負荷がかかる。

真夏に壊れるという悲劇に合わないためには

1 古いエアコンは春とか秋に買い替えておく。

たとえ壊れてなくても10年過ぎていたら買い替える。

中には20年30年使っている人未だに沢山います。
私もその一人ですが。

結局致命的な故障が発生しない限り
そして冷えている限り買い替えようとはしないのだ。

梅雨明けからお盆までが最も修理が集中する。

お盆を明けて故障するともう今年は我慢しようかと
いう人も出てくる。

2 地域にもよるが5月の半ばごろには試運転をしておく。

これも50年も前から口を酸っぱくして伝えているが
ほとんどやらない。

メンテナンス契約をしているお客様は
この冷房前点検と暖房前点検をやり故障を
発見するとお客様と相談して事前に修理する。


まぁ 今年も今頃修理現場は地獄のような日々が続いているだろうね。











posted by 瀬戸流平 at 11:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年06月15日

家電修理と怪我

家電修理をしている現場ではちょっとした油断でケガをすることがある。
なので救急ばんそうこうは常に身に携帯していた。

お客様の自宅内で仕事をすることが多い出張サービスマンなら
常識だろう。

しかし、ビニールテープで代用する時もあった。

医学的知識などは全くないがとにかく早く血を止めなければならない。
特にお客様の室内を血で汚すのは絶対に避けなければならない。

医学的根拠が全くないのでオススメは出来ないが
現場での出来事ということでいくつか紹介しましょうか。

カッターナイフなどの鋭い刃物で切った浅い傷。

先輩の中には瞬間接着剤で傷口を接着していた。

血が止ってから傷口を片手でピタリと合わせる
合せ目に薄く瞬間接着剤を塗るが瞬間接着剤が傷口内部に
入らないように気を付ける。

私も何度か真似したことがあるが傷口がひっついた途端に痛みが消えたのを
覚えている。

その後、何年かして傷口専用の接着剤が市販されていたのを思い出す。
(それは使ったことがないが)

医学的知識はないが傷口を縫い合わせるのと同じことではないかと思った。


最近では薄型テレビになってしまい修理に半田ごては使わなくなった。
半田付けができないというテレビ修理マンも知っている。

昔はテレビ修理には半田ごてはもっとも重要な工具のひとつだった。

エアコン修理にはガス溶接機がもっとも重要な工具であった。

なので半田ごてや溶接機などでよく火傷をしたものだ。

火傷にはとにかく冷やし続けるのがいい。

痛みが無くなるまで半日でも一日でも冷やし続けるのがいい。
火傷の程度にもよるが軽傷なら跡形も残らず治る。

重症はもちろん医者に治療してもらうに限る。

出張サービスマンなら次のお客様と時間約束をしているので
よっぽどの重傷でない限りは医者に駆け込めない。

火傷を冷やすのにはビニル袋に氷や水を入れて
患部に当て続けた。

小さなビニル袋にお客様にもらった氷を入れて
冷やしたこともあった。

患部に氷を当てると痛みが止り離すと痛みがぶり返した。

なので氷を当てたり離したりしながら仕事を続けたものだ。
























ラベル:家電現場
posted by 瀬戸流平 at 15:34| Comment(0) | 家電修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日

まただった。


高齢で一人暮らしの母からテレビが映らないとの
連絡があった。

アンテナを点検してくださいという
表示がでるという。

アンテナと言ってもケーブルテレビなので
アンテナ線の接触不良かなと思いつつ
何も道具を持たずに行ってみた。

すると、CSの表示が出ている。
CSの契約なんかしてないので
映るわけがない。

リモコンで地デジのボタンを押して即解決。

リモコンでテレビをオンして
2〜3秒で問題解決。

これは過去にも2〜3回同じような
ことで呼ばれたなと思いだした。

ナンセンスコールの超代表的な症例である。

CS契約してないところにCSボタンがあり
誤ってCSボタンを押したらアンテナ点検ではなく
CS契約されていませんとでも表示が出ればいいのにね。

今のテレビはどうなっているのか
昨年末に買ったテレビを確認してみることにしよう。

































ラベル:家電故障
posted by 瀬戸流平 at 17:19| Comment(0) | 家電故障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月14日

ファックスの修理はメガネ拭き

ファックスの修理はメガネ拭き


実家のファックスの修理をしてきました。

修理に使った道具はメガネ拭きのみ。

事の発端は高齢の母がファックスのコピー機能を使い運転免許所のコピーをしようとしたことです。
家庭用のファックスは原稿をファックス内部に巻き込んで
固定されたスキャナーと呼ばれる読み込み部分を通過させてコピーをします。

なので厚みのある運転免許所は機械内部を通過しません。
内部で引っかかってローラー部を痛めてしまったのです。

幸いローラー部品が破損した形跡はなかったので
元の位地と思われる箇所に取り付けし直しました。

しかし、テストコピーを試したところ
原稿用紙を斜めに引き込んでしまいます。
原稿用紙がグシャグシャになってしまいます。

そこで引き込み部分のローラーを
手近にあったテッシュでふき取り清掃しましたが
ちょっぴりだけしか改善しませんでした。

今度は、タオルで拭いてみましたがたいして改善されません。

ほんとは、四塩化炭素液とか無水アルコールなどで清掃したい
ところですが現役を離れてかなり経ちますので持っていません。

そこでひらめいたのが化学繊維でできたメガネ拭きです。

そのメガネ拭きで二ヵ所のゴムローラーは丁寧に拭き取りました。

すると見事に治りました。

原稿用紙を真っ直ぐに引き込んでくれました。

ところが・・・

今度は、コピーされた用紙に無数の黒い汚れが印刷されていました。

そこで、また、メガネ拭きの登場です。

メガネ拭きでスキャナーのガラス面を拭き取りました。

そしてテストしたところバッチリ治りました。

コピーも通常どおりにできて一件落着しました。

ちなみにそのメガネ拭き
は100円ショップで買ったような安物ではありません。

何かの景品でもらったものだとだと思います。
紙のような材質です。







ラベル:電気製品修理
posted by 瀬戸流平 at 18:55| Comment(0) | 電気製品修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月28日

〇○に気配りするだけで故障率は下がる


〇○に気配りするだけで故障率は下がる





家電製品の修理受付現場では
持ち込まれる修理品はさまざまである。

しかし、目立つのは
クリーナー
炊飯器

が多い。

なのでお店によっては修理預かり
期間用に買い出し品を用意している。

その他、季節により扇風機や
石油ファンヒーターなどが増える。

石油ストーブや電池用品などは電源コードはないが
家電製品のほとんどはなにがしらのコードがある。

そのコードが内部断線している故障もかなり多い。

日ごろから家電製品のコードに
気配りしてやるだけでかなり
故障率は下げられると思う。


コードを急角度で曲げないことだ。
そして急角度で曲がってないか気配りしてやることだ。

コードの真ん中付近で急角度で曲がることはまずない。

コンセント側か本体側の付け根が弱点なのだ。

イヤポンなどの細い線は特に気をつけて
取り扱おう。

イヤホンなどの細い線の場合
内部断線した場合は修理不能である。

また、100v電源コードの場合は最悪
発火事故にもつながるおそれがあるので
十分確認しておいた方がいい。








ラベル:家電故障
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2016年10月13日

扇風機の片付け


10月半ば 夏の間お世話になった扇風機を片づけました。

我が家は2人暮らしですが扇風機は5台あります。
家内が超暑がりなので自分の居場所にそれぞれ
設置して3台ほど使っています。

一台が私でもう一台が子供部屋です。
子供は独立して家をでているので
お盆休みに帰ったときくらいしか使いません。

お盆休みに帰ったときというのは
真夏なのでエアコンを主に使うので
扇風機は実質使いません。

なのでその子供部屋の扇風機は
清掃せずにそのままカバーをかけて
片付けました。

10月半ばでも超暑がりの家内は
扇風機の片付けは却下です。

ということで家内用を1台残して
今回は3台洗浄しました。

住宅用洗剤を薄めた液で
ブラシを使い洗いました。

そしてから拭きして乾燥します。

そのまま数日間放置して完全に乾いてから
プラスチック用のワックスをかけて
組み立てます。

そして古着をほこり避けのカバーにして
納戸へ収納して終わりです。

ワックスをかけておいた方が
ホコリが付きにくいかなと思っています。

片付けるときにワックスがけしていますが
使う直前にかけた方がいいのかも知れません。

ワックスは車用のを使っています。





senpukisenjyo.jpg





















ラベル:家電片付け
posted by 瀬戸流平 at 18:16| Comment(0) | 家電製品手入れ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月14日

エアコンガス回収


ホントに悔しいことに5年と20日でエアコンが壊れました。

5年保証が切れて1カ月も経っていません。

そして故障内容がガス漏れです。

保証が切れてからガスが漏れ出したのではないと
思われますがそれを証明するのが大変です。

エアコン工事のピークの7月に取り付けするのではなく
ピークの前の6月に取り付けたのがアダとなりました。

今年も7月に入ってから使用し始めて
初めて冷えないことに気付いたのです。


まずはメーカーに修理依頼したけど
4日後の訪問でした。

さらに忙しいのでゆっくりガス漏れ個所を調べられないので
落ち着いた9月にしてくれという始末である。

なんと驚いたことにメーカーのサービスマンは
錆びたネジを外す技術を持ってなかった。


保証が切れて1か月も経ってないので
販売店やメーカーに粘り強く交渉すれば
なんとか無償修理に持って行くことはできるとは思うが・・・

今年の強烈な猛暑の中粘り強く交渉する
余裕はなかった。

そこで、買い替えを決断した。

エアコン取り外しは友人と二人で
20分弱でやった。


室外機のガス回収風景です。






液側配管のパックドバルブの六角レンチを絞めこみます。
そしてガスが室外機に回収されたころ(数十秒後)
ガス側配管の六角レンチを絞めこんで即運転停止します。


私の場合は運転停止の状態で
まず液側配管のパックドバルブの六角レンチを
完全んに絞めこみます。

次にガス側配管の六角レンチを全部絞めこみますが
絞めこんだ状態から3〜4回転開きます。

その準備ができてから冷房運転をスタートさせます。

ガスが回収できたらすぐに絞めこんで運転を止めるためです。


ほんとはゲージマニホールドをつないで
ゲージ圧がマイナスになった瞬間に
ガス側配管の六角レンチを全部絞めこんで運転停止します。

ゲージがないので勘でやってます。

ただし、このガス回収方はコンプレッサーが
廻るという状態でないとできません。





posted by 瀬戸流平 at 12:19| Comment(0) | 家電故障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月18日

梅雨明けエアコンピークに


梅雨明けした。

梅雨明けするとエアコンの故障も買い替えもピークになる。

そのため、5月ごろの暖かい日に冷房の試運転を
しておきなさいよと毎年言い続けてきた。

しかし、自分はエアコンは壊れてもなんとかなるので
試運転はおろそかにしていた。

ところが今回初めて使い始めの7月に
故障がわかったのである。

しかも5年の保証が切れて一か月も経ってない最悪の
タイミングで・・・

しかも、しかも、故障内容がガス関連という
もっとも重症なのである。

室外機を分解してみたが目視では
ガス漏れ箇所は発見できない。







ラベル:エアコン故障
posted by 瀬戸流平 at 15:12| Comment(0) | 家電修理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月10日

エアコン故障


実家のエアコンがよりによって
一番繁忙期の7月前半に壊れてしまった。

しかも、ガス関連の故障なので重傷の部類。
しかも、しかも。5年の保証が切れたばかりである。

5年保証が切れてまだ一か月も経ってないので
なんとか保障修理になるよう交渉したいが
ストレスがたまる。

エアコン修理はかつては得意分野だったが
現役を離れているのでガス関連の修理をする
道具がなにひとつ手元にはない。

ゲージ 溶接機 真空ポンプ
フレア工具、測り ガス

室外機からでている2本の配管のうち
細い方が凍結している。

これは典型的なガス循環量不足の症状である。

5年間使用したエアコンのガス循環量不足の原因は2つ。

1 ガス漏れでガスが規定量より減少している。

2 冷凍サイクル内でガスが詰まり気味である。

取りあえず、手持ち道具が何もないので
メーカーに修理依頼した。

極端な事務的対応で
五日待ちである。

eakongasumore.jpg




ラベル:エアコン故障
posted by 瀬戸流平 at 18:14| Comment(0) | 家電故障 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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